過払い金を計算するためには、まず初めに過去の取引履歴を確認し、それを基に「引き直し計算」をする必要があります。
貸金業者は保有している取引履歴を利用者本人に対して開示する義務を負っていますので、自信をもって取引履歴の開示請求を行いましょう。
取引履歴の開示を請求するには、貸金業者に「取引履歴開示依頼書」、場合によっては本人を証明する書類(※運転免許証のコピーなど)を郵送するだけです。
「取引履歴開示依頼書」のフォーマットは、自分で準備をしても構いませんし、貸金業者に直接問い合わせて、必要な書類を聞いても構いません。
悪質な業者でない限り、きちんと教えてくれます。
自分で用意する場合には、氏名や生年月日、住所、電話番号など、自分を識別出来る情報と、貸付当初から現在までの(最終取引)までの取引履歴全ての文書の開示を求める旨だけは最低限必要です。
郵送先は、各貸金業者に電話で問い合わせるか、ホームページを確認しましょう。
通常、1ヶ月〜2ヶ月で開示されるのが普通です。